2005年10月03日

”現象復元の法則”出会うまで。8

久々の前回からの続きです。

k先生の教えは「優しく、優しく」でしたが、ここに来るお客さんは、そうはいきません。
「もっと揉んで〜!」のツワモノがほとんどでした。
最初は私の強さでは物足りない人が多かったのですが、それでも一生懸命押しに押しました。
お陰でしばらくは指が痛さのあまり曲がりませんもうやだ〜(悲しい顔)
ズボンのファスナーも閉められないくらいですふらふら
一人終わるたびに、サロメチール?を親指に、すりすり塗る毎日が続きます。
そして、私のちっちゃな手は親指だけがでかくなったいくのです。

ここでの、私の宝になった事は、お客さんの顔と名前を覚えた事です。
今でも、最初の人の顔と名前は覚えています。
それが今、役に立っているかどうか分かりませんが、回復に来られるほとんどの方の顔と名前と症状は把握してます。
(人間ひとつくらい取り柄が無いとですね)

この頃は、いわゆる「イタ気持ちいいぃー」を目指して、色々研究しましたね。
休みは、他のリラクゼーションを受けに行ったり、『ツボ』を覚えたり・・・
こうして、盆、正月休みなし(独身男性は働かせられました)の仕事が過ぎていき、次第に指名も入るようになりました。

人の体はそれぞれ違うし、同じ腰痛や肩こりの人でも筋肉が全然違うんです。
その人にあった方法をするのも勉強になりました。

しかし、あるとき気がついたんですexclamation
肩こりを訴える指名の方が、だんだん肩の筋肉が硬くなっていっているのです。
来られる間隔も、最初は2週間、そして1週間、ひどい時は2日続けてという事もありました。
(私は決してゴリゴリ揉む方ではありません。この人は気持ちよさを求めて来られてた方です)

そして、極めつけは、マッサージ初体験の方をやったことがあります。
最初という事もあって、私の3割くらいの強さでも痛がっておられました。そしてめちゃくちゃ柔らかかったのを、覚えています。
よほど疲れがたまっていたのでしょう。その方は20分コースを毎日続けられ、そのうち、ガンガン揉む人の指名をするようになりました。
ある日、担当の人が休みだった時、孝か?不幸か?私の順番になったのです。
すると・・・
あれっ?硬い!もの凄く硬くなっているんです!!
私の8割の強さでも、「もっと強く〜」になってるんです!

揉んでも、気持ちよくて、柔らかくなるのはその場だけ!
揉んでも、硬くなるばかりだ!

そして初心を思い出したんです!
こんな事をやっている場合じゃない!
私の目指しているものは、癒しではなく、本当の治療なんだとexclamation×2

つづく。

posted by たっちん at 18:12| 佐賀 ☔| Comment(7) | TrackBack(0) | 紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たつみ先生おはようございます。
実に納得させられるお話しですね。
今迄ず〜と肩こりを我慢していた方が、施術を受けてから、癖になるだけでなく、症状がひどくなるケースって、冷静に考えれば多々ありました。
怖いですね〜!!
Posted by すこやか やまだ at 2005年10月04日 09:18
やまだ先生、こんにちは。
多くの方が、肩凝ったら、揉んだら楽になるので、それでいいのだと思っていると思います。もっと根本的な解決法を与えてやりたいですね。
Posted by タツミ at 2005年10月04日 13:00
いかに間違った常識にある不調者の方に伝えるかが重要になってきますよね。実際に受けて実感してもらっているのにもかかわらず、納得しない(受け入れられない)方がいるのも事実ですよね。(今のところそこまで理解させようとは思いませんが)
まあ施術者も同様ですが・・
Posted by おだ at 2005年10月04日 13:29
まだ時間はかかるかもしれませんが、皆で揉んだら良くならない!を広めたいですね。
私のところにくる不調者さんには、あなたは運が良いですね!とか感が良いですね!と誉めるようにしています。揉まない治療を選んだんだから・・・(笑)
Posted by 西村斉仁 at 2005年10月04日 14:08
おだ先生、納得しない方への説明は四苦八苦してます。終わった後自分で、ゴリゴリされたら、ちょっと慌てますね。
でも、こちらのアドバイスを守って、実際に次回来られた時は、柔らかくなっている人がほとんどです!

西村先生、「運が良いですね!」と言う言葉が良いですね!今度使わせてもらいます(笑)
あせらず、「揉んでも駄目!」を広めましょう!
Posted by タツミ at 2005年10月04日 17:21
懐かしい思いで読ませてもらいました。諸岡君の指はいつも腫れてましたね。

忙しかった反面、たくさんの人の身体を触ることが出来て、勉強になったと思います。

リラクゼーション施設に来る人たちは、患者ではなくお客様ですから、立場の違いがありますよね。

だから、ついつい相手の要求ばかり呑んで揉むだけの「揉み屋」になってしまう。

K先生は常々仰ってました。「揉み屋になったらいかん!治療の仕方を勉強しなさい!」と。

しかし、この「揉み屋」が多いのが現状です。困ったものです。
Posted by にしだ at 2005年10月05日 11:02
にしださん、ほんと懐かしいですね。忙しく指も痛かったけど、多くの人に触れられた事は十分に財産になっています。
K先生には「免許」を取りなさい!とよく言われてましたが、「カイロの学校に行きたい」と言った時は喜んでくれたと思います。
Posted by タツミ at 2005年10月05日 12:17
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